京都の神社結婚式
ロケーションも抜群！人気の京都の神社。
ここ数年の和婚ブームに乗り、京都の神社は空前の人気を集めています。
今回は京都で結婚式が出来る神社をいろいろご紹介します。京都には大小合わせて、８１２もの神社があります。世界遺産に登録されている神社もあれば、地元の人しか行かないようなささやかな神社など、いろいろですが、結婚式をしている神社は約４０あります。
その中でも人気の神社をご紹介します。
上賀茂神社
まずは世界遺産に登録されている上賀茂神社は別名、賀茂別雷神社と呼ばれ、京都三大祭、葵祭でも有名な神社です。現在行われている第４２回式年遷宮の工事の前は国宝の本殿内で挙式が執り行われていましたが、現在は重要文化財である細殿で行われています。挙式料は１０万円と少し高めですが、春には枝垂れ桜、秋には燃えるような紅葉に包まれる境内の中、番傘を差しながらの花嫁行列は観光に訪れる人々も足を止めるほど美しい光景。
大きく広がる空の下、開放感溢れる明るい雰囲気で挙式が執り行われる神社です。
下鴨神社
続いて、こちらも世界遺産に登録されている下鴨神社。別名賀茂御祖神社。
先程の上賀茂神社とは違い、12万4千平方メートルもの原生林、糺（ただす）の森の深い緑に覆われ、独特な雰囲気の中、厳かに結婚式が執り行われます。森の中を大きな番傘に先導され、白無垢に身を包んだ花嫁が参進する姿は幻想的ですらあります。
挙式料は８万円。
八坂神社
続いて、初詣で100万人の参拝者が訪れる八坂神社。
枝垂れ桜で有名な円山公園に隣接し、地元の氏神として、また観光地として人気のある神社です。日本全国にある八坂神社やスサノオノミコトを祭神とする約２３００もの神社の総本社であり、本殿での結婚式はスサノオノミコトとクシナダヒメノミコトが祀られる神前にて行われます。式殿での挙式料は10万円、本殿挙式料は15万円。
平安神宮
次も初詣で有名な平安神宮。歴史は意外に浅く、明治28年の創建。
すでにこれまで5万組以上の結婚式が行われていますが、その数が人気を物語っています。人気の秘訣は鮮やかな朱塗りと神社全体の壮大さじゃないでしょうか？平日1日1組限定で本殿挙式が行われていますが、挙式料が30万円というかなり高額な初穂料で式を挙げることが出来ます。儀式殿での挙式は15万円。
結婚式だけではなく、4月には神苑で様々なアーティストによる紅しだれコンサートが行われ、人気を博しています。
その他、吉田神社、今宮神社、貴船神社、豊国神社、北野天満宮、護王神社なども春や秋のシーズンには結婚式の予約が取れないほどです。
吉田神社
吉田神社の挙式料は８万円で雅楽の生演奏も含まれます。
吉田神社と言えば有名なのが節分祭。普段は街の喧騒を離れ、ひっそりしていますが２月２日と３日は大勢の人で賑わいます。吉田神社は１日２組しか結婚式が出来ません。他の神社のように３０分刻みで結婚式をされないのは、結婚式を挙げる２人や親族がゆっくりとした時間を過ごせるようにとの思いがあるからだそうです。世界遺産の有名な神社で結婚式を挙げるのもいいですが、紅葉がきれいな、静かな神社で挙げるのも良いのではないでしょうか？
今宮神社
今宮神社は本殿での結婚式が１５万円、儀式殿が８万円です。
本殿式は少し料金がかかりますが、他の神社とはまた趣が異なり、素晴らしい雰囲気の中で結婚式が出来ます。結婚式の後は広い境内でゆっくり撮影が出来るのも魅力で、立派な朱の楼門や朱橋、桜や紅葉など季節毎にいろんな表情を見せてくれます。観光としては、神社の東側にあるあぶり餅が特に有名で、土日はあぶり餅目当ての人が列をなして並ぶほど。今宮神社は１日１組しか結婚式をされないため、予約がすぐ埋まってしまうので注意が必要。
また結婚式ではなく、結婚奉告祭というものがあり、神前に２人の結婚を奉告し、その後、境内で記念の撮影ができます。２人だけではなく、近しい家族も一緒に祈祷を受けられるので、とても人気があります。初穂料は１万円で、撮影料は別途。結婚式が多い土曜、日曜、祝日や神社の例祭等がある場合は不可ですが、興味がある方は一度問い合わせてみては？ちなみに予約は１カ月前から。
豊国神社
豊国神社は挙式料が５万円。１日２組のみ結婚式が可能です。豊国神社は大阪の方が有名ですが「ほうこくさん」と慣れ親しまれた豊臣秀吉、ねねが祀られている神社。鳥居をくぐると国宝の大唐門があり、京の三唐門の一つとして大切にされています。京都駅のすぐ近くと思えないほど静かで、厳かな結婚式を挙げることができます。
北野天満宮
学問の神様、菅原道真公で有名な北野天満宮の挙式料は１０万円。
受験シーズンになると日本全国から受験生が参拝に訪れ、毎月２５日の「天神さん」も多くの人で賑わいます。また境内の梅園も有名で、２月になると美しい花々を咲かせます。